DAWについて その3

・細かな差について

DAWはあらゆるグレード、バージョンでリリースされています。
グレードは使用者の制作レベルに応じた機能搭載の基準です。
バージョンリリース時期によって決められ、DAW全体の機能に差があります。

・グレード

DAWのグレードは大抵3つ程度に分けられています。
プロ向けのフル、セミプロやアマチュア向けのミドル、初心者向けやお試し版のライトというところです。
この差が最も価格に影響していて、全ての機能が盛り込まれたフルはお高いです。

DTMを始める初心者には悩ましいところですが、筆者はミドルかライトのグレードをお勧めします

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プロ向けじゃないと満足のいく曲が作れないんじゃないか、と不安になる方もいらっしゃいます。
しかし、ミドル以下の機能でも全てを理解して使いこなせるようになるまで、冗談抜きで、年単位の時間がかかったりします

また、ミドルからは大抵フルへのアップグレード版が用意されていて、別々で全てのお金を払う必要はまずありません。

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DAWの機能比較表などを見ても、最初は価値の差がわかりませんが、実際に数曲作った頃に自分に必要な機能がわかってきます。
それから上位グレードへの切り替えを検討しても遅くはありません。

中には「アップグレードより他のプラグインを購入して追加したほうがいい」というケースもあります。

・バージョン

グレードとは別に、DAW全体の機能強化を伴ってバージョンアップがなされることがあります
これは大抵ナンバリングで示されます。

バージョンアップしなければ曲が作れなくなるということはありません。
自分が欲しいなと思える機能が来た時に考える程度で十分です。

商品としてのバージョンアップとは別に、サポートとしてバージョンアップが無料で行われることがあります
これは各社サイトの修正内容の文章や、使用者の声を聞いてパッチを当てていきましょう。

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基本的には最新のものに合わせておけばいいですが、修正内容が自分に関係ない、動作報告情報が出回ってないなどの場合は、安定した環境保持のために控える判断も必要です。

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