DAWについて その1
DTMで最も使用することになる、DAWについてご説明いたします。
DAWはマイクで録音した音声を加工、シンセサイザーを制御、楽譜を打ち込んでミックスなど、全ての制作の中心となるソフトです。
PCが一般に普及する前からあった老舗のものや、数年の歴史の新しいものもあります。
どのDAWも高機能化しており、前述した内容はまず備わっていて、どんなジャンルの曲でも作ることが可能です。
・有名なDAWの一覧
Protools
元々はレコーディング、波形の総合編集を目的とした名前の通りのプロ用ツール。
映画音響やスタジオの管理など、商業の現場で見かけるのはまずこのDAWである。
打ち込み対応やGUIの強化など、一般的な需要にも応えるようになっている。
Cubase
Steinberg社が開発した歴史の長いDAW、書籍も多数出版されている。
プラグイン規格VSTやオーディオインターフェースの規格ASIOを策定した会社の製品なので、機能が充実しており信頼性も高い。
このサイトでも例として取り扱う。
Logic Pro
Macでのみ使用できるDAW(過去にWindows版も存在したが販売停止)
元は楽譜作成用のソフトだったが、Apple社に渡った後プロ用に開発されてきた。
これとは別に、初心者用、入門用としてGarage Bandがリリースされている。
Digital Performer
通称DP、デジパフォ。
一貫した操作法や少し高級なオーディオインターフェースとの安定した連携などが好評価。
Mac専用だったがWindowsにも対応するようになった。
FL Studio
ベルギーの会社製DAWで、生涯無料アップデートという他社にはない特徴をもっている(他社はほぼ有料)
ダンス、クラブミュージックとの相性が良い作りになっているが、使用には少し調査能力が必要。執筆時点ではWindows専用。
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