接続して、音を出すまで その4

・オートメーションとミキサーの操作確認

音が出るまでを乗り越えた後の仕上げとして、オートメーションミキサーの操作を覚えておきましょう。

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作成したトラックを開くと、それに追従する形でパラメータ変化を書けるようになっています。
演奏中のDAWからのボリューム変更、パン操作、音源のパラメータ操作などをここに記します。

演奏させる時はこの内容の操作をオートでやってくれるのがオートメーションというわけです。

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オートメーションを使う上で、主な2つの機能があります。

まずリード(R)、これはオートメーションに書きこんだ内容をそのまま反映してくれるものです。
この機能を切ると書きこんだ内容を無視して演奏します。

次にライト(W)、これはつまみの操作内容などをオートメーションに上書きするものです。
マウスなどで書かず、再生中にMIDI機器からコントロールした内容を記録したい場合に使います。

他にもオートメーションの操作がついてるものもありますが、この2つを抑えておけば当面困ることはないでしょう。

ミキサーの呼び出し方も覚えておきましょう。
大抵ミックス、コンソールといった単語があり、表示のオンオフがあるはずです。

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各トラックやミックス後のマスターボリュームが表示されています。
音量が大きすぎて0dBを超えるとクリッピングとなり、ノイズが発生します。
(赤い警告ランプのようなものがつき、クリックすると消せます)

これを超えないように制作しましょう。
編曲、ミックスしているうちに音が重なっていきクリップする、というのはよくあるので、音源やミキサーのボリュームを下げる、リミッターをはさむなどして対応しましょう。

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他のDAWだと呼び出し方が違うかもしれませんが、基本的な機能なので操作は似通ってるはずです。
取扱説明書や使用者の情報などをよく読みましょう。
必ずどこかにありますし、手数が必要なものでもありません。

ここまで把握できれば、後は具体的な音楽制作を行うだけです。
ひとまずお疲れ様です。

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