イヤホン、ヘッドホン、スピーカーについて その2

・スピーカー

自然で距離感のある鳴り響きを確認するには必須な機材です。
常用しなくても、イヤホンやヘッドホンとは違うものとして用意しておくのがお勧めです。

・パワード

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アクティブ型とも言われます。

通常、空間全体に満足のいく音量で鳴らすためには、信号を増幅するアンプが必要です。
このタイプはそのアンプが一緒になっていて、手間いらずでそのまま使えるものです。

搭載しているアンプのために、独立した電源を必要とします。
メーカー側が調整したセットであるため、安価で入手でき、導入が簡単で扱いやすい点がメリットです。

・パッシブ

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パワードに対し、増幅のパワーを外部のアンプに頼るのがパッシブ型です。
電源供給のいらないモバイル機器に接続する小型スピーカーもある意味このタイプと言えますが、大抵はアンプの特性を活かしつつ、自分の好みに調整するものになります。

PA(Public Addressの略、大抵幅広い舞台音響の事を指す)の色が強く、性能を追求できますが高価で大規模になりやすいです。

・アンプ

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パワーアンプとも呼ばれます。
パッシブスピーカーやヘッドホンなどとセットで使います。
メーカーの音作りの個性が最も出る機材であり、機能や価格帯も幅広いです。

・サブウーハー

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通常のスピーカーでは伝わりにくい、超低音域を補助するために使われるスピーカーです。
目的を考えると本体を大きくするのが効果が高く、複数用意すると効果が薄まる可能性もあるため、大抵中央に一つ置かれて使われます

通常のスピーカーを汎用、サブウーハーを超低音域用にイコライザやリミッターで調整して使用します。
セッティングがやや難しく、これもパッシブスピーカーと同じでPA色が強い機材と言えます。

・インシュレーター

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スピーカー本体ではなく、振動の影響をなくして響きを良くするために下部に置く、小さな土台のようなものです。
固い土台の上にそのまま置いていると、振動に近い低域の音がこもる場合があります。

専用の製品として売られているものもありますが、くっつかないようにテープを巻いた消しゴムなどを使っても近い効果を得ることができます。

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