オススメセッティング

これで一通り、DTMで扱う機材をご紹介しました。
そこで、これからDTMを始めるそれぞれの人物像に合わせた具体例を挙げておきます。

・必要最小限の出費に抑えて始めたい

続くかどうかわからない、興味はあるけど学生だから資金に限りがある、PCはお下がりや元仕事用。
そんな方にはヘッドホンとMIDIキーボードの購入から入るのをお勧めします。

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MIDIキーボードには下位グレードのDAWとお試し音源がついてくることが多いです。

これだけでも音作りを楽しんだり簡単な曲を作りきることは可能です。
作業時間を選ばなくてもいいヘッドホンを用意し、インターフェースはPC付属のもの、スピーカーはAV機器やテレビを繋いだりして乗り切りましょう。

無料で配布されているDAWやソフト音源もあるのですが、基本的にサポートはされませんし、DTMに慣れていないと導入の難しいものが多いです。
曲を作る時にも鍵盤があると非常にやりやすくなるので、制作環境を小規模ながらバランス良く揃えるならこのセットになります。

・バンド活動を目標にDTMを始めたい

歌や演奏などを視野に入れた方なら、規模を踏まえた入出力のあるインターフェースを選びましょう。
大き目のスピーカーを用意できると、楽曲制作時にバンド演奏との差を詰めることができます

ピッチ補正やアンプシミュレーターといったプラグインを買うのもいいかもしれません。

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バスパワーの持ち運びしやすいインターフェースや、小型のMIDIキーボードがあると便利です。

演奏用のキーボードやシンセサイザーを使うならその分の入力数も確保しておきましょう。
将来的にどういうシチュエーションで使うか、最大の利用ケースに足りるかが重要です。

・自分専用の本格的な環境を用意したい

軍資金に悩むことはない、とにかく最初から十分な環境を用意したい、という方はDAWのミドルグレード以上を中心に揃えていきましょう。
様々な機材をまとめたバンドルパックなども視野に入ってきます。

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メーカーがセットにしてるため安定性の高いものが多く、単体を買い揃えるより割安に手に入れられるのでお勧めです。

場合によってはDTM自体の機材だけでなく、作業用の机と椅子や、防音室にするための吸音材も必要です。
プロ仕様の有料音源を導入する場合は、PCのメモリやストレージなどスペックも留意しておきましょう。

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