リズムを作った後

リズムを作った後の、メロディー、ハーモニーの作成工程を軽く解説します。

・メロディーをつけていく場合

メインで使いたい音を見つけられた場合は、こちらのほうがやりやすいでしょう。

頭の中にリズム感は焼き付いたと思いますが、音程をつけるとなるとまた違った感触があると思います。
そういう時はループ再生機能を使うとメロディーの作成に集中できます。

compose_rhythm16

作ったリズムの範囲を選択して、ループ再生をONにしましょう。
再生している間はリズムが繰り返されるので、それに合わせて鍵盤を弾くと使いたいメロディーを作りやすいです。

2音以上のメロディーはハーモニーも同時に考えたほうがいいので、まずは単音で作ってみましょう。

鳴らしながら作ることに忙しさを感じるようなら、とりやめてピアノロールの様子を見ながら作りましょう。
自分に合った方法を見つけることが一番です。

メロディーの詳しい作り方、工夫については「作曲、メロディーから編」を参照してください。

・ハーモニーをつけていく場合

こちらもメロディーと同じようにループ再生を使ってやってもいいのですが、自然なハーモニーの流れをアドリブで作るにはある程度コードの知識が必要になります。

時間に追われて作るよりかは、一つ一つ試しながら作るほうが結果的にスムーズだと思います。
作ったリズムの小節数を考えながら、和音を探すのがおそらく一番楽です。

compose_rhythm17

和音の中にも、安定するものとそうでないものがあります。
トライアドのCEG(メジャー)ACE(マイナー)を基準として覚え、そこから黒鍵を含めた鍵盤(半音)を同じ数だけずらして鳴らしてみましょう。
ずらしたものも安定してると思います。

その安定する響きを基準に、繰り返し鳴らしたり、別の不安定な和音へ移動することを考えていきましょう。
コードの種類を調べて、一通り鳴らしてみるのもいい経験になります。

ハーモニーの詳しい作り方、工夫については「作曲、ハーモニーから編」を参照してください。

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