リズム担当に向く楽器

このカテゴリではリズムから作っていく方法を解説します。
メロディーやハーモニーの音程を思うように扱えない、という場合はこちらからやってみましょう。

リズムを担う音は主に2種類に分けられますが、その解説は後にし、ここではとりあえず楽器を列挙しておきます。

・リズムの音域

曲全体を下から支えて引き締める役割であるため、音程のある楽器ではC0~E2あたりが中心になるでしょう。

音程のない楽器では、バスドラムの中心が80~100Hz、タムの中心が90~130Hzと低めで、スネアは800Hz~1.2kHzと真ん中あたり。
ハイハットやシンバルなどは5kHz以上の高音が中心です。

音自体の作りこみによっても変わりますが、繰り返し使われることの多い音なので、使いたい音を見つけられれば記譜は他パートよりいくらか早くできると思います。

・リズムに向く楽器

「一定のフレーズやビートの繰り返しが基本」という演奏を求められることが多く、楽器の音色もそれに向いています。

・ベース

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バンド構成やポピュラー音楽で定番の楽器です。
ギター同様、初心者向けでありながら上級者向けの奏法も多く、表現力の高さが武器となっています。

・シンセベース

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機械的に合成して作られる低音です。
音の加工がやりやすく曲の雰囲気に合った特徴づけがしやすいため、あらゆるジャンルで見かけることができます。

・チェロ、コントラバス(ダブルベース)、チューバ、ホルン

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オーケストラでの低域ではこれらの楽器が主に出てきます。
楽器の構造で出せる音が決まりますが、細分化したものではバスクラリネットやバストロンボーンなどもあります。

 ・ティンパニ、スティールパン

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ドラムセットと同じような使われ方をするものの、音程をもつ独特な打楽器です。
ハーモニーに音程を合わせたり、あえて合わせず目立たせるといった手法が使えます。

・バスドラム、スネア、タム

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ドラムセットの主力となる楽器です。
特にポップス、ロックでは不可欠と言える音色でしょう。

・ハイハット、各種シンバル

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上物と呼ばれることもある、ドラムセットの高音担当です。
ハイハットは打ち方によって、シンバルは種類によって音が多様なので、使い分けを意識する必要があります。

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