リズムを作ろう その2

種類を把握したら、どちらからやっても構いません。

・低音系を作っていく

使うベースを選んでしっくりくる音程を見つけたら、まずは8分で打ってみましょう。
ベースは音源によって実際の音とはオクターブをずらして収録されていることがあります。

コントラバス、チューバなどのオーケストラの楽器なら音価(音の長さ)を短くすると聴きやすくなります。
奏法でスタッカートが用意されているならそちらを使いましょう、よりリズミカルになります。

同じ音程で作り続けるのが無難ですが、たまに他の音程に移るとメロディアスなベースラインが作れます。
移動する先の音程が半音(全部の鍵盤)で3つ以上離れている場合は、ハーモニー、コード進行の構成音の1つになることが多いので、頭の隅に入れておきましょう。

どれくらいのBPMで曲が進行するか掴めたら、刻み方を変えてみましょう
ノリのいいものにしたいなら16分などを織り交ぜる、落ち着いた曲にしたいならいっそ全音符や2分にしてみる、いろいろ考えられます。

低音のリズムは頻繁に変わると安定感そのものがぐらつくので、4小節ほど同じ(あるいは最後だけ少し変える)にすると調子が整って展開を考えやすくなります。
良いと感じられるものができたら、4小節ほどコピーして様子を見てみましょう。

それを繰り返して16小節程度できたら、今度は噪音系を考えてみましょう。

・噪音系を作っていく

汎用的なドラムセットが一番使われるでしょうが、ジャンルによって大きく分けると3種類になります。
バンドなどで使われる一般的なドラムセット、EDMを中心に使われるシンセドラム系統、オーケストラで使われるパーカッション系です。

音程が感じられないとはいえ、音の高さにより用途が違ってくるので、考え方は曖昧にせずはっきりさせておく必要があります。
民族系の楽器も、それらの扱い方の応用で取り入れることができます。
詳しくはリズムに一工夫の記事で解説します。

仕組みさえ分かればパズルのように扱えるので、一つ一つ整理していきましょう。

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