長く楽しむために その1

本サイトは、音楽経験のない方のためのDTMの実践的なまとめを主旨としています。
そこでまず、長く楽しむための心構えをいくつかお教えします。

・好きな曲から学ぼう、作ろう

曲を作る原動力は、なんといっても「好きな曲調、楽器の音色、ジャンルがあるから」といったところにあるでしょう。
その気持ちを抑える必要は全くありません。

中には受講生の要望を矯正し、自らがやりやすいジャンルや曲の構成要素から教える講師の方もおられるようです。
が、これはあまりいい傾向とは言えません。

というのも、曲は要素をちゃんと分析できていれば、どこからでも作れるものだからです。

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曲を作ること自体に慣れていない頃は、使いたい音色に触れるのが一番です。
発想力はそういったところから生み出されるので、自分の欲求に素直になりましょう。

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普段からよく聴いているジャンルや楽器の音は、それだけ無意識ながら知識として蓄えられ、体に染みこんでいます。
新兵時代である時はその武器を存分に活かしましょう。

このサイトでは、メロディー、ハーモニー、リズムの三大要素別からの作曲、発展形の基礎となる編曲をジャンル別に解説します。
お好きなところから順を追って理解していくと、自分の作りたい曲に対してどうすればいいのか、考えがまとめやすくなるかと思います。

・余裕をもって作ろう

DTM、作曲のみならず創作全体に言えることでもありますが、知識や技術だけでなく、作業する環境を整えておくことも重要です。

まず、音楽に没入できるまとまった時間を確保しましょう。
5分だけ、10分だけ、というのは難しくほとんど進みません。
外でやるなら遮音のできるイヤホンなどをしっかり選ぶ必要があります。

音楽をより良くするには、凝り固まった考えに囚われない、自由な発想が鍵となります。
作曲者の精神に余裕がないと、旋律にも工夫がないという形で如実に顕れてしまいます。

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「後はご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ」というように、後顧の憂いを絶った環境を事前に作り、のびのびと取り組むのが理想的です。

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